活動報告
2011/09/29
原発ゼロ アピールを発表しました
9月29日、知事選の梅田章二予定候補。大阪市長選のわたし考一予定候補は、次の連名アピールを発表しました。
知事選、大阪市長選勝利で、大阪から「原発ゼロ」を
今日9月29日、知事選予定候補・梅田章二と大阪市長選予定候補・わたし考一は、福井県を訪れ、敦賀・美浜・大飯・高浜の各原子力発電所を視察し、地元で長年、原発をなくすためにたたかうみなさんとの懇談・交流をすすめ、「原発ゼロ」への道を大阪からきりひらく強い思いを新たにしました。
東日本大震災・福島原発事故から半年余をへて、いまも数万人もの人びとが住み慣れた故郷に帰る見込みもなく、避難所生活を続け、放射能から子どもたちをどう守るか、苦悩が続きます。そのなかで「3・11福島原発事故がなければ起こりえなかったすべての被害を償え」と政府・東京電力に声をつきつけ、たたかいを広げています。
この広がりと心を一つに、東京では「さようなら原発集会」に6万人もの人びとが参加し、大阪では、10月に幅広い著名な12氏を呼びかけ人にした「原発をなくし、自然エネルギーを推進する大阪連絡会(原発ゼロの会)」が発足を予定するなど、新たな世論とたたかいが広がりをみせています。
このような時、民主党・野田政権は国連で「日本は原子力発電の安全性を世界最高水準に高める」などと、事故の重大性を何一つとらえようともせず、あらたな「安全神話」をふりまく演説をおこないました。大阪では関西財界が連名で「原子力発電所について、政府自身が責任を持って地元自治体の理解・合意を得て、一刻も早く再稼働を実現するべきである」という「緊急要望」(9月22日)を政府につきつけました。
美浜原発と琵琶湖まではわずか20kmであり、重大事故がおこれば大阪府民に重大な影響を及ぼします。ところが橋下知事は「脱原発」を口にはするものの、「単純な原発反対論者じゃないですから、産業が衰退してでも原発止めればいいとか思ってません」(4月27日の記者会見)と語り、平松大阪市長は「軽々に単に止めればいいということを全体の原発状況に向かって言うつもりはありません」(5月11日の記者会見)とのべ、政府、関西財界を正面から批判する姿勢はありません。「大阪維新の会」も「知事選マニフェスト」で、「原子力発電所の安全確保(平成24年度中に着手)」「電力の安定供給(同前)」をはかることを第一にかかげています。
「原発ゼロ」を実現するには、何よりも府民の声と運動を広げ、その力で「原発再稼動」勢力を包囲し、追い詰め、打ち破ることが必要です。今秋濃厚となる知事選・大阪市長選は、その絶好の機会です。私たちは「原発ゼロ 自然エネルギー日本一の大阪へ」のスローガンを高くかかげ、勝利に挑みます。そして、新しい知事・大阪市長として、真っ先に「原発ゼロ宣言」をおこない、政府と関西電力、関西財界に正面から働きかけます。
「3・11」を経験した2011年にたたかわれる歴史的な選挙勝利へ、ごいっしょにすすもうではありませんか。
2011年9月29日
知事予定候補 梅田 章二
大阪市長予定候補 わたし考一