活動報告

2025/05/21

万博 来場者の安全確保を 万博協会・府市推進局へ緊急要請

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 「明るい会」は21日、大阪府市万博推進局と万博協会に「万博の開幕から1カ月、いのちと安全を守るための緊急要請書」を提出しました。

 万博会場を実際に訪れた人からの情報や報道、協会の発表などから、来場者や関係者の安全を守るために緊急項目(別掲)をまとめました。

 大阪・関西万博は、メタンガス発生による爆発事故、災害時の危険性、脆弱なアクセスによる混雑や緊急搬送等の懸念など、“危険な夢洲”を会場にしたことによる、懸念材料が解消されないまま開幕。1カ月を経過して、大阪メトロ夢洲駅での乗客滞留や長時間の入場待ち。雨風の影響を強く受け、しのげる場所が少なく来場者がずぶ濡れになるなど、雨風に弱いこと、日差しを避ける場所が思った以上に少ないことも明らかになりました。

 開場の案内表示がわかりにくい、診療所・応急手当所日の場所がわかりづらく、表記を改善してほしい。トイレが利用しにくい、場所がわかりにくいなど多くの声が挙がっていることも反映しました。

 学校ごとの「万博」遠足は、実際に行った体験から、やっぱり行くべきでない、低学年は無理、パビリオンを見学できる時間が少ない、入場できる人数が限られる、昼食休憩の時間が短いなどさまざまな懸念が明らかになり、改めて中止を求めています。

 個人情報“吸い上げ”と第三者への提供の問題なども取り上げました。

 緊急要請全文はこちらから(PDF)

活動報告|16:42

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