活動報告

2025/09/8

万博 来序者・スタッフのいのちと安全守るための要望書提出

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「明るい会」は5日、大阪府知事、大阪市長、万博協会に、大阪・関西万博の来場者・スタッフの命と安全を守るための緊急要請を行いました。

 カムチャッカ沖地震(7月30日)で、大阪湾岸に津波注意報が出されたにもかかわらず、来場者等への周知が津波到達予定時刻よりも遅れたこと、大阪メトロ中央線(地下鉄)の停電による運航停止(8月13日夜)で3万人以上の来場者が滞留、1万人以上が帰宅困難となったにも関わらず、情報提供や休憩場所の提供が不十分で、災害時に備え備蓄しているとする飲料などの提供も翌日明け方になってからという対応の問題から、安全対策、危機管理体制の問題点を指摘、改善と充実を求めたものです。

(要望内容は別紙 PDF)

 要請には、有田洋明事務局長、杉本和新婦人府本部会長、福岡泰治大阪労連議長らが参加。帰宅困難となった場合の女性や子どもの休憩場所の確保などを要請するなど、それぞれ問題点を指摘、「実際に災害が起こった場合に備えて」、「きちんと向き合って対応してほしい」と訴えました。

 対応した万博推進局の職員は、「教訓を生かし、しっかりやっていきたい」と述べました。

 今後も猛暑が続き、台風シーズンを迎えることから、「万博遠足」などいっそうの注意と対策を要求。海外パビリオン建設工事費未払い問題についても積極的な対応を求めました。

 また、万博開幕後に寄せられた「中止を求める署名」421人分を追加提出しました。

活動報告|18:59

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