活動報告
2020/10/31
大阪市4分割でコスト増 維新は隠蔽でなく、正確な情報示すべき 両会合同記者会見
大阪市財政局長が、市を4分割した場合のコスト増の試算を、松井一郎市長が「ねつ造」だとし、財政局長が試算を撤回するなどの問題で、大阪市をよくする会、明るい民主大阪府政をつくる会は30日、大阪市役所内で記者会見。最後まで市民に真実を伝えきるために全力を尽くすと表明しました。
市財政局が市を4分割すると、218億円のコスト増になると試算。一方、地方交付税は増えな
いため、住民サービス低下に直結する住民投票の重大な判断材料になります。27日付で「毎日新聞」などが報じました。
ところが29日、松井市長が「交付税の実態としてありえない」「存在しない数字を提供することはねつ造」などと財政局長に試算の撤回会見を開かせます。
また同日、衆院本会議で維新議員が、この問題での「毎日新聞」の報道を「重大な誤報」と取り上げました。
両会は記者会見で、一連の出来事は、言論の自由を踏みにじる許しがたい行為で異常事態。問われているのは、市民にとって「住民サービス」が低下するのかどうかの重大は判断材料を隠し続けるという背信行為だと指摘。自らに不都合な情報は隠蔽し、都合が悪くなるとメディアや職員に責任転嫁する姿勢を厳しく批判。直ちに資料を市民に示すべきだと訴えました。
2020/10/31
日刊ビラ最終号 大阪市なくなってほんまにええんかよー考えてや!
2020/10/31
日刊ビラ12号 松井市長VS市民 大阪市廃止に「反対」する3つのものさし
2020/10/31
よくする会、明るい会が合同活動者会議開く
よくする会と明るい会は26日、合同活動者会議を開きました。大阪労連の菅義人議長のあいさつの後。日本共産党の柳利昭府委員長が情勢報告。次のように述べました。
「当初『圧勝』をもくろんだ維新の会に、『大阪市廃止に反対』の市民の声が激しく追い上げ、『賛否拮抗』まで持ち込んできた。ここには大阪市民の良識と、私たちの奮闘、共同する市民諸団体の努力が反映している」「『まだ決めかねている』『なんとなく都構想がよさそう』がまだ2割から3割、勝敗は、この人たちに働きかける、最後の7日間の私たちのたたかいにかかっている」
その上で柳氏は、問われているのは、大阪市の廃止か、大阪市の存続かであり、権限・財源を奪われ、住民サービスの切り捨てか、大阪市の力を生かした拡充か、コロナ禍でもカジノ・インバウンド頼みか、命と福祉・暮らし第一に転換するのか、3つの焦点を貫こう呼びかけ。最後まで、正確な情報を伝える姿勢を貫き、「情報不足で迷っている」「なんとなく賛成かな」という方に、パンフやビラを届けて対話し、考えてもらう取り組みを、両会の全構成員の総決起で100万人対話をやり抜き、100万人対話をやり抜き勝利をつかもうと訴えました。
2020/10/31