活動報告
2024/03/4
万博中止!府民大集合開催
「大阪・関西万博中止!能登震災支援、くらし応援を」と、「明るい会」、大阪市をよくする会は3日、大阪市中央区の府立労働セターで「府民大集合」を開催。会場いっぱいの約800人が集まり、万博中止署名を広げ、世論をいっそう大きくして、万博中止に追い込むことを確認しました。
たつみコータロー・日本共産党前参院議員が、万博の問題点を具体的に解明。当初予定になかった木造巨大リングの建設や2億円のトイレなど事業費の膨張や会場が人工島で、アクセスルートが橋とトンネルの2つしかないことなど災害時の危険性、さらに廃棄物で埋め立てられているため土壌汚染問題も発生するなど、問題点から中止以外にないと強調しました。
数々の問題点があり、中止をもとめる世論が広がるなか、万博を強行しようとする背景にはカジノがあると指摘。共同を広げ、万博中止を求める署名を広げてストップあせようと呼びかけました。
集会では、浜矩子・同志社大学名誉教授、医師の宇都宮健弘・大阪府保険医協会理事長、落語家の桂文福さんのメッセージが紹介されました。
社民党大阪府連合の長崎由美子代表、新社会党大阪府本部の山下慶喜委員長が連帯のあいさつ、立憲民主党大阪府総支部連合代表の森山浩行衆院議員がメッセージを寄せました。
青年、母親、業者、医療現場など、さまざまな立場から10人が、「税金は万博より震災支援に」「医療の充実を」など訴えました。
集会では最後に、「多彩な宣伝を繰り広げ、職場や地域など府内で無数の『万博中止でいのちとくらし応援を』など要求を掲げて、大阪から全国的な世論と運動をいっそう広げよう」との「アピール」を確認しました。
2024/02/13
万博ストップ!3・3府民大集合 ビラを発行しました
「明るい会」と大阪市をよくする会は、3月3日午後2時から、エルおおさかで「万博ストップ! 3・3府民大集合」を開催します。当初計画になかった巨大木造リング(350億円)など、事業費が膨張し続ける「大阪・関西万博」。会場開催地をカジノ誘致予定の埋め立て地「夢洲」にしたために、難工事につながり、災害時の避難も困難にするなど、様々な問題を抱えています。
事業費は、さらなる膨張が懸念されています。海外パビリオンも建設が開幕に間に合わない可能性があります。4月12日までに中止を決めれば損失補償は350億円にとどまります。これ以上税金投入を続けるより傷を浅くすることができます。
万博を中止して、人もお金も能登震災支援やくらしの応援に使うよう、大きな声を国や大阪府市に届けましょう。
「明るい会」はビラ(機関紙)を作製しました。ご活用下さい。「明るい会」ビラ876号
2024/01/31
万博中止、いのちと暮らし最優先 3・3府民大集会に
2023/12/29
万博よりくらし!! 今なら止められる万博中止署名呼びかけ
2023/12/8
万博中止・署名ビラをつくりました。
会場建設費が2350億円へと当初予定から倍加。海外パビリオンは、建設遅れで開幕に間に合うか懸念されている大阪・関西万博。会場建設費以外の国費投入873億円も明らかになり、アクセス道建設や会場のインフラ整備などもあり、税金投入は膨らみ続けています。
開催場所を「夢洲」にしたことも問題を深刻にしています。
「夢洲」は、廃棄物や浚渫土砂の埋め立て地。軟弱地盤で汚染土壌を抱え、工事を困難にしている大きな要因です。陸上アクセスルートも2カ所だけで、工事車両の渋滞も心配されています。
そんな「夢洲」を会場にしたのは、カジノ誘致予定地だから。カジノ施設誘致のために夢洲のインフラ整備をすすめようとしているからです。「万博の開催がカジノ推進の手段のようになれば、万博の機運もしぼみかねない」(10月7日「読売」社説)とメディアからも指摘されています。
工事を開幕に間に合わせるために、建設労働者の時間外労働上限規制の撤廃を求める声もあがっています。万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」と相いれません。
1周約2キロの大屋根(木造リング)建設につぎ込む350億円など、ムダ遣いや見通しの甘さが指摘。海外パビリオンの撤退など多くの問題点を抱える大阪・関西万博は中止を。
マスコミの世論調査でも、大阪・関西万博を「不要」とする意見が7割に迫るなど、中止、見直し、不要とする世論は広がっています。
今なら、(来年4月12日までの中止による参加国や国際博覧会協会への補償は約2億3239万ドル=約340億円)このまま事業をすすめるより、負担はまだ少なく済みます。
問題だらけの万博よりくらし応援を。「明るい会」は、万博中止を求める署名ビラをつくりました。ご活用下さい。